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当クリニックは「患者様の痛みを和らげること」を治療方針としており、最終的には「痛みの原因を取り除き、患者様の健康増進と生活向上に寄与すること」を目標にしております。
患者さまが健康的でより快適な暮らしができるように、全力でお手伝いいたします。
スタッフ一同、地域医療の発展に微力ながら貢献したいと考えております。
院長
毛利 昭郎
開設
2008 年 5 月 1 日
所属学会
日本麻酔科学会
日本ペインクリニック学会
日本蘇生学会
経歴 | |
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1988 年 (昭和 63 年) | 兵庫医科大学 卒業 |
1988 年 (昭和 63 年) | 兵庫医科大学麻酔科 入局 |
1992 年 (平成 4 年) |
フランス パリ大学第 11 校 アンリモンドール病院 麻酔・蘇生学講座 SAMU94 |
1994 年 (平成 6 年) | 兵庫医科大学麻酔学講座・集中治療部 |
1996 年 (平成 8 年) | 三田市民病院 麻酔科 主任医長 |
2002 年 (平成 14 年) | 甲南病院 麻酔科・中央手術部 部長 |
2003 年 (平成 15 年) | 医療法人 徳寿会 鴨島病院 理事 |
2008 年 (平成 20 年) | 毛利ペインクリニック |
ペイン:(痛み)+クリニック:(診療所)=ペインクリニック
全身の色々な痛みを診断・治療する専門外来のことです。単に痛み止めをするという今までの治療とは違い、痛みの原因に対する根本的な治療を行っています。
主に「神経ブロック療法」という治療方法を行います。 これは、知覚神経(痛みを伝える神経)や交感神経(血管を収縮させる神経)の周囲に局所麻酔薬などを注入して痛みを和らげ、 筋緊張をとり、血行を良くする方法です。これは神経の痛みの伝達を遮断し、血の巡りを良くして、身体の自然治癒力を助ける治療法です。
痛みのある部位には、筋肉のこわばりや交感神経(血の巡りを悪くする神経)の緊張が起こっています。 そのため、血の巡りが悪くなり、痛みを起こす原因となる物質がたまってきて痛みがひどくなることがあります。
痛みを持っている方は、いつも痛みが伝わる道(神経)が興奮しやすい状態になっています。
そのためもともとの痛みの原因である傷などが治っても、痛みが続いたり、通常は痛くない刺激でも痛みを感じたりすることがあります。
痛みを我慢すると、このような状態が続きますます治り難くなります。
そのために、痛みを我慢せずに緊張や興奮を早く取り除くことが大切です。
【利点として】
全身投与する薬と違い、神経ブロックは通常局所麻酔薬を使用します。 目的の神経や神経節を選択的に少量の局所麻酔剤にて遮断できるため副作用が非常に少なく (胃腸障害・習慣性など)、お年寄りや妊婦さんにも安全に使用できます。
痛みのある病気だけでなく、血行障害によって起こる病気にも効果があります。 (例:顔面神経麻痺、突発性難聴など)
頭部:
*頭痛(片頭痛・筋収縮性頭痛など)
顔面:
*顔面痛(三叉神経痛など) 顔面神経麻痺
頚部・肩:
むち打ち症 肩こり 寝違い
五十肩 頚肩腕症候群
胸部:
術後開胸痛 肋間神経痛
腰部:
腰痛症 腰椎椎間板ヘルニア 腰部脊柱管狭窄症
下肢:
*変形性股関節症 変形性膝関節症 慢性動脈閉塞症
全身:
帯状疱疹(ヘルペス) 帯状疱疹後神経痛
鼻アレルギー メニエル氏病 耳鳴り 突発性難聴
血行障害(レイノー病・バージャー病・糖尿病性壊死など)
術後疼痛 *癌性疼痛
その他:
脳障害後の痛み 幻肢痛 *顔面痙攣など
【*印】電話相談、診察にて専門医を御紹介する場合があります。
半導体レーザー
レーザー光の光作用を用い筋肉・関節の疼痛緩和を目的とした治療法です。
電位治療器
15000Vの高電位を電極より人体に導き、
大地に対し人体を高電界内に保ち血流の改善を目的とした治療法です。
原則として予約制にて診療を行っております。初診時は御電話にてご相談頂ければ幸いです。
TEL 078-858-7611 (診療時間内にお願い致します)